京都府トラック協会の概要

協会60年史
協会60年史

【役割と使命】
 わが国の国内貨物輸送量のうち、90%以上を占めているのがトラック輸送です。その国内物流の基幹産業としてトラック輸送を支えているのが、営業用トラックの運送業界です。
 トラック輸送は、産業経済に係わる諸資材から生活必需品まで、暮らしを守るライフラインとして、重要な役割を担っています。しかしその一方で、輸送需要の伸び悩みと運賃水準の低下、若年労働者の不足など、トラック運送業界をとりまく経営環境は厳しく、課題が山積しているのが現状です。
 こうした諸課題克服に向けて積極的に対策を推進し、業界の健全な発展とともに、社会に貢献し、社会と共生できる事業を育成していくことが、事業者団体であるトラック協会の重要な役割であり、使命でもあります。
「一般社団法人京都府トラック協会」の主な目的は、
①トラック運送事業の適正な運営、健全な発展の促進
②公共の福祉に寄与するための事業の実施
③事業者の社会的、経済的地位の向上と会員間の連携・協調の緊密化
を図ることです。
 常に「安全で安心な輸送サービス」を提供し続けるため、会員事業者が必要とするあらゆる分野を事業対象に、よりよい輸送・経営環境づくりをめざしています。

協会50年史
協会50年史

【環境対策】
 トラック運送業界における環境保全の柱となる「環境基本行動計画」を積極的に推進するとともに、平成22年を目途に具体的な数値目標を掲げた「環境対策中期計画」を周知するなど環境対策の普及・啓発に取り組んでいます。
 CO 2 削減など地球温暖化防止対策については、エコドライブの徹底、低公害車の導入、高速道路での大型車の速度抑制、輸送効率化の促進、自営転換の促進などの対策を進めています。
 CNG車やハイブリッド車など低公害車の一層の普及に努めるとともに、国と協調して通常車両との価格差の一部を助成する助成事業を推進しています。また、トラックドライバーが休憩・荷待ちなどでエンジンを止めることを進めるため、エンジン停止時に使用可能な蓄熱クーラー、蓄熱マットなどの助成のほか、EMS(エコドライブ管理システム)ドライブレコーダー機器に対する助成を行い、エコドライブの普及に努めています。
 
 【交通対策】
 交通事故防止コンクール、速度抑制装置の不正改造排除活動(6月を強化月間)を実施するとともに、トラック運送業界として安全輸送は最優先課題であるという認識を改めて共有するため、「運輸安全マネジメントシステム」の導入を推進しております。
 「正しい運転・明るい輸送」のキャッチフレーズのもとに、毎年、運送事業者や運転者の全般的なモラル向上を図る運動を一丸となって行っています。
 毎年開催している「トラックドライバー・コンテスト」(都道府県予選)は、交通安全対策の重要な柱となっています。都道府県単位の予選によって選ばれた代表が全国大会で日本一を競い、運転技術・マナーの向上に大きく貢献するとともに、交通安全に大きな役割を果たしています。
 政府が推進している交通安全運動や年末年始の安全総点検に積極的に参加するほか、交通安全の意識高揚のための広報活動も実施しています。また、安全に対する助成(衝突被害軽減ブレーキ装置、後方視野確認支援装置など)を行い、交通事故の防止に努めています。

協会40年史
協会40年史

 【労務対策】
 労働災害撲滅と労災保険収支の改善に向けて、労災防止セミナーの開催、ポスター・パンフレット等による広報啓発活動等、様々な活動を積極的に展開しています。
 「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」について、事業者がこの改善基準告示を遵守した運行計画をたてやすくするため、運輸管理ソフトウエアー(kyotruckシリーズ)や標準運行時間表マニュアルを活用し、その普及・促進を図っています。
 「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)については、交通労働災害等の一因と考えられ、またドライバーの健康障害にもつながる恐れがあることから、その危険性や治療の重要性を紹介するパンフレットを活用するなど周知啓発に努めています。また、ドライバーが受診するスクリーニング検査の費用に対する助成を行うとともに、業界におけるSAS対策を浸透・定着させるための方策について検討しています。
 
 【適正化事業】
地方適正化事業の詳細については、「適正化事業実施機関」をご覧ください。

【消費者対策】
 多様化する消費者向け輸送サービスである引越や宅配便等に関する消費者からの相談に対し、標準引越運送約款等に基づく適切なアドバイスを行うとともに、消費者向け啓発パンフレット(引越チラシ)を作成し、輸送相談サービスの充実、強化に努めています。
 また、引越に関する専門知識等に習熟し、標準引越運送約款に基づく引越の見積等を適正に行うとともに、利用者からのクレームに対し、責任と誠意を持って対応することができる引越管理者を育成するため、引越管理者講習(基本講習ステップアップ講習)を開催し、業界のレベルアップを図っています。
 
【輸送効率化対策】
  輸送の効率化については、輸送の合理化をはじめ環境改善、労働時間の短縮に効果をあげるため、積極的な取り組みを行っています。交通渋滞の激しい都市内の商業地では輸送の効率化を図るため、積合せによる共同配送や共同集配実証実験を行っています。(平成15年2月より、京都市中央卸売市場共同輸配送/終了)