夏期の多客期におけるテロ対策の徹底について

国土交通省自動車局長

国土交通省では、これまでも国民生活の「安全・安心」を確保する観点から、最重要課題の一つとしてテロ対策の強化・徹底に取り組んでいるところでありますが、夏期の多客期 (平成25年7月20日~8月31日)においては、大量の輸送需要が集中して発生するとともに、イベント等への多数の人出が予想されます。

また、本年1月にアルジェリアにおいて日本人を含む外国人を標的としたテロ事件、4月にボストンにおける爆弾テロ事件が発生する等、国際的なテロの脅威は依然として深刻であり、その発生形態も複雑化しています。

つきましては、夏期の多客期に、交通機関及び交通関係施設、人出が予想 される施設等を中心に、改めて別紙のテロ対策の徹底を図つていただきますよう貴会傘下会員に対し周知徹底をお願い致します。

 

【別紙】

夏期の多客期におけるテロ対策の徹底について

【トラック等】

・営業所・草庫内外の巡回

・終業後のドアロックの徹底

・車両、身分証明書、制服等の管理及び盗難・紛失時の警察

への連絡の徹底・ 荷送り人に覚えがないなど不審な荷物である旨の連絡があつた場合には、荷物に触れないよう注意喚起するとともに、荷物の状態に応 じ、速やかな引き取り、警察への連絡等適切に対応する。

・営業所等で不審な荷物を発見したときは、触れないようにするとともに、荷物の状態に応じ、警察への連絡等適切に対応する。

・放射性物質等危険物輸送における安全管理を徹底する。

・テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備