交通対策委員会を開催

平成31年2月18日(月)12時00分から京都府トラック協会研修センターにおいて「交通対策委員会」を開催しました。

◇開会
開催にあたり鍋師委員長から「本日は、来年度事業を協議する重要な委員会であるので、皆様からの忌憚ないご意

見をいただきたい。」等の挨拶の後議事に入り、平成30年度事業の進捗状況、平成31年度の新規6事業を含む事業

案が審議、承認され、3月20日の理事会へ上程されることとなった。

 

【議事】
(1)平成30年度事業の進捗状況ついて
 1)各種事業
 ①トラック・ドライバーコンテスト(於:山城自動車教習所)
  ◇本大会…6/24開催、9社20名出場(練習日:5/27開催、6社12名参加)


 ②交通安全研修会
  ◇1日体験研修会(於:クレフィール湖東)…年4回開催、28社54名受講
  ◇Driving Doctor Objet(於:山城自動車教習所)…年11回開催、22社36名受講
 ③初任運転者指導講習
  ◇事故防止(ドライブレコーダ活用)セミナー…11/14開催、41社53名受講
  ◇社内教育指導者向け講習会…8/6・1/29開催、64社83名受講


 ④KTKラリー
  ◇スタート式(於: 京都パルスプラザ)…10/14開催
  ◇概要…5名1チームとなり、11/1から1/31までの92日間開催
  ◇結果…250会員・1297チーム・6485名参加、無事故・無違反達成率83.58%


 ⑤交通マナーを高める事故防止コンクール
  ◇概 要…5名1チームとなり、7/1から9/30の期間実施
  ◇結 果…221会員・474チーム・2370名参加、無事故・無違反達成率81.5%
  ◇表彰式…12/5開催(於: 京都テルサ)
       受賞事業者は以下の通り。
      [金  賞]㈲ 白石産業 ㈱ 大志商運 宮津海陸運輸 ㈱ ㈱ 宇治吉田運送     
              ㈱ サンユーカーゴ  ㈱ ジーエス物流 ㈱シスコ  ㈱ S.T.P.サービス  
                             ㈱ホームエネルギー近畿   田中プラント ㈱ 渡海運送 ㈱
                [優秀賞]内外運輸 ㈱  オリソー物流 ㈱   ㈱ 流通システムナカジマ ㈱プラッツ
                [奨励賞]京成運輸 ㈱ 立花運送 ㈱ ㈱ tuc ㈲ 川相運送  京都急送 ㈱ 
                       旭運輸 ㈲ たちばな運輸㈱ D&Jロジスティクス

 

 ⑥交通安全事業への参画
   ◇春と秋の全国交通安全期間中、啓発活動を行い各事業へ参画した。


 ⑦交通事故防止教育に資するDVDソフトの貸出し
  ◇4月以降、延べ87枚を貸出し社内教育の教材として活用を促進した。


 ⑧不正改造車排除運動
  ◇6/1から6/30までの運動期間中、広報誌やポスターの配布により会員事業所へ周知を図り、また、46件

   の巡回指導を実施した。


 ⑨各団体との協力・協調活動
  ◇京都府交通対策協議会、京都府高速道路安全連絡協議会、京都府過積載防止対策
   連絡会議に参画し協調活動を行った。


 ⑩自転車交通安全CMコンテストに係る事業
  ◇自転車の交通事故防止とマナーの向上を目的とした学生(中学生・高校生・大学生・専門学校生)対象の

   コンテストで京都府トラック協会賞を贈るなど、交通事故防止の促進を図った。


 ⑪交通事故防止対策会議への出席
  ◇全日本トラック協会の交通対策委員会に出席した。


 ⑫事故防止啓発物
  ◇「やめよう!あおり運転」と「絶対にNO!飲酒運転」防止のポスターを制作し、6月と11月に会員へ配布した。


 ⑬「事業用トラック総合安全プラン2020」に基づく京都府トラック協会の目標
  ◇京ト協の目標値「死者数3名以下、人身事故件数200件以下、飲酒運転0(ゼロ)」としたが、京都運輸支局

   の速報値としては、死者数7名・人身事故件数14件・飲酒運転1という数値となった。最終的には3月に全日

   本トラック協会が取り纏め数値が確定する予定である。
 
 ⑭要望活動
  ◇地元選出の国会議員の先生方に各種要望活動を実施、働き方改革における労働生
   産性向上を図るための施策として、京都府警察本部へ貨物集配中の車両に係る駐車規制の緩和を要望した。

   その結果、12/17から御池通りの河原町通りから堀川通りの区間(1.5㎞)において、駐車規制の緩和が実

   現した。また、駐車規制指導員6名を連日配置し徹底に務めた。なお、この度の駐車規制の緩和に

   ついては、毎日放送の取材を受け、「VOICE」で放映され、広く世間に周知できた。

 

2)助成事業
ドライブレコーダ・安全装置・衝突被害軽減ブレーキ・運転記録証明・ドライバー等安全教育訓練助成金の平成

31年1月31日時点における申請状況を報告した。なお、全日本トラック協会分のドライブレコーダ・安全

装置の助成金ついては、限度額に達したため受付を終了したことを報告した。

 

(2)平成31年度事業計画案について
 1)各種事業
 【新規】①優良安全運転者表彰
  ◇長年交通法規を遵守してきた会員事業者所属ドライバー表彰制度を設ける。

   なお、詳細は、次年度委員会で決定する事とする。


 【新規】②Driving Doctor Objet(オブジェ)を活用した高齢者ドライバー研修会
  ◇山城自動車教習所、岩滝自動車教習所において開催する。


 【新規】③道路交通関連事業
  ◇駐車規制緩和の拡大や道路環境の整備など、道路交通関連事業を推進する。


 【新規】④京都府警との共同事業
  ◇交通事故防止を推進するため、京都府警察本部とともに各種事業に取り組む。


 【新規】⑤トラック重大事故防止セミナー(支部単位)
  ◇全ト協と共催し、「交差点事故」「追突事故」「ドライブレコーダ」をテーマに、ドライバーを対象として

   支部単位のセミナーを開催する。


 ⑥児童絵画コンクールの開催【新規】
  ◇会員事業所のドライバーのご家族の児童を対象として絵画を募集しコンクールを開催する。


 ⑦交通安全啓発グッズの配布【検討】
  ◇新小学1年生に対して交通安全を啓発するためのグッズを制作、配布する案であるが環境対策委員が実施し

   ている事業もある事から、今後検討する。


 ⑧トラック・ドライバーコンテスト(於:山城自動車教習所)
  ◇練習日を5/26に、本大会を6/23開催する。


 ⑨交通安全研修会
  ◇1日体験研修会…クレフィール湖東において、年4回開催する。
  ◇Driving Doctor Objet(オブジェ)…山城自動車教習所及び岩滝自動車教習所において、年12回程度開催する。


 ⑩初任運転者指導講習
  ◇年2回(市内と北部)開催する。


 ⑪自転車交通安全CMコンテストに係る事業
  ◇昨年度に引き続き京都府トラック協会特別賞を設定し、中学生から大学生に交通事故防止を啓発する。


 ⑫交通マナーを高める事故防止コンクール
  ◇7/1から9/30の期間コンクールに参画する。


 ⑬KTKラリー
  ◇10/20にスタート式とトラックフェスタ2019を開催し、府民の方々に交通事故防止についての取り組みを啓発する。
  ◇11/1から1/31の3ヶ月間をラリー実施の期間とする。


 ⑭各団体との協力・協調活動
  ◇京都府交通対策協議会、京都府高速道路安全連絡協議会、京都府過積載防止対策連絡会議と協調して

   交通事故防止事業に取り組む。


 ⑮交通事故防止教育に資するDVDソフトの貸出
  ◇新規DVDを購入し、社内教育の教材として利用会員の拡大を図り、交通事故防止の一助とする。


 ⑯事故防止啓発物
  ◇年2回交通安全啓発ポスターを制作し、会員へ配布する。


 ⑰交通安全事業への参画
  ◇春・秋の交通安全運動、正しい運転・明るい輸送運動を推進し、年末年始の輸送安全総点検等に関する周知徹底を図る。

 

 ⑱不正改造車排除運動
  ◇毎年6月は「不正改造車排除運動」月間であり、広報誌、ホームページを通じ会員へ周知する。


 ⑲交通事故防止対策諸会議への出席
  ◇各種関連会議に出席する。

 

2)助成事業
来年度もドライブレコーダ・安全装置・衝突被害軽減ブレーキ・運転記録証明の助成を行う。

なお、平成31年度、全日本トラック協会ではドライブレコーダの助成制度は廃止となる。

 

◇閉会
議事終了後に、小寺副委員長からの「委員各位からの貴重な意見を来年度の各種事業にも反映していきたいので

引き続き協力をお願いしたい。」等の挨拶をもって閉会しました。