危険ドラッグ等の撲滅に向けて協定を締結

 危険ドラッグなど違法薬物の濫用防止に向けて、京都府トラック協会と京都府、京都府警察との間で協定を締結しました。

 この協定は、昨年12月に制定された「京都府薬物の濫用の防止に関する条例」の具体的な運用を担保するためのもので、同条例の第8条には、「運送事業者の責務」として、運送を頼まれた荷物が違法薬物であることが分かったとき、又は疑わしいときは、その情報を府に提供するよう規定されています。

 平成27年7月6日(月)に京都府公館で行われた締結式には、京都府トラック協会から金井会長が出席し、松村京都府健康福祉部長、遠藤京都府警察刑事部長と協定書を交換されました。協定締結後、金井会長からは「我々運送事業者が、どこまで危険ドラッグ等の違法薬物に関する情報を入手できるか不明であるが、条例や協定の趣旨について会員に周知を図り、期待される役割が果たせるよう努めたい。」とのコメントを述べられました。