第46回トラックドライバーコンテストを開催

 平成28626日(日)午前830分から、京都府自動車学校(京都市伏見区竹田)において、第46回トラックドライバーコンテストを開催しました。

 開会に当たり、吉田敏雄交通対策委員長から「事業用トラックドライバーに求められる高度な運転技能と、関係法令及び車両構造等に係る専門的な知識を競い、他の模範となることで、社会的責務を担うトラックドライバーとしての自覚と誇りを持たせ、業界を挙げた安全意識の高揚と交通事故防止活動の推進に資することを目的としたコンテストである。本日出場される選手の皆様は、「私は決して事故を起こさない」「同僚の模範となるんだ」との決意を新たにしていただき、この大会に臨んでいただきたい。」との挨拶の後、来賓として京都運輸支局長井尻憲司様より「業界は輸送の安全確保が最重要である。1月のスキーバスなどバスの事故が相次ぎ、6月には山陽自動車道でトラックによる追突事故が発生している。トラック運送業界は、生活に密着した業界であり皆様はプロドライバーとして模範となり、安全運転・安全運行そして法令遵守で日々取り組んでいただきたい。また、労働不足の対策として取り組んでいるが、その対策に協力願う。」とのごあいさつをいただきました。

 競技は、トレーラー部門、11トン部門、4トン部門の3部門で開催し、各部門の最上位入賞者は、全国トラックドライバーコンテスト(平成2810月開催)への出場資格を付与されることから、会員事業所から選りすぐられた選手たちにより、日頃のプロドライバーとしての腕前を披露されました。

 コンテストでは、各部門に「交通法規等の学科」、「運転実科」、「日常点検実科」の3科目の総合得点による上位3名が「優勝」・「準優勝」・「第3位」入賞者として表彰いたしました。

その結果、4トン部門で最高得点を取得した佐々木康司選手が最優秀選手賞、佐々木選手が所属する株式会社日立物流西日本 大山崎AE営業所が、最優秀事業所賞として優勝旗が授与されました。

閉会では、荒木律也副会長(交通対策委員会担当)から「このコンテストは、法令遵守や事故防止等を図ることが最大の目的である。どうかこの取り組みで事故を減少させ、社内において指導していただきたい。また全国大会では、日頃の力を十分発揮していただきたい。」との閉会の辞が述べられました。

上位入賞者は以下のとおり

 

11トン部門

優  勝 横田 隼平 ㈱バンテックセントラル 京都営業所

準優勝 西村 一樹 ㈱サンキュウ・トランスポート・関西 京都営業所

第三位 木村 文紀 ヤマトマルチチャーター㈱

4トン部門

優  勝 佐々木康司 ㈱日立物流西日本 大山崎AE営業所

準優勝 中村 義修 日本通運㈱ 京都支店

第三位 齊田 雅嗣 西濃運輸㈱ 亀岡営業所

□トレーラー部門

 

優  勝 楠  真司 ㈱バンテックセントラル 京都営業所

準優勝 徳田  圭 ヤマトマルチチャーター㈱

                          トラックドライバーコンテスト開催要領

 

このコンテストは、トラックドライバーコンテスト全国大会の予選を兼ねるもので、京都府大会での上位入賞者は、全国大会への出場資格が得られます。

 

 

【開 催 要 領】

◇ 日   時   平成28年6月26日(日) 午前8時30分 開始 

◇ 開催会場   京都府自動車学校 京都市伏見区竹田流池町121

◇ 申込期日   平成28年6月10日(金)

        ※期日厳守の上、出場申込書を協会事務局へFAX又は郵送して下さい。

◇ 出場資格   会員事業所に勤務する運転者であって、過去一年間無事故・無違反(人身事故惹起者に

            あっては過去三年間)の者であること。

        ※全国大会への出場資格として必要です。

              過去に全国大会で優勝した経験のある者は出場できません。

              過去に全国大会に二回出場した者は出場できません。

◇ 競技部門   ➀4トン部門 ➁11トン部門 ➂トレーラー部門

            ➃女性部門(女性部門は、2トン、4トン、11トンのうち、希望の車両で参加できます。)

◇ 総合点数   学科(法規・構造機能・常識)、実技(車両点検・運転技術)での合計1,100点満点。

◇ 表  彰  等    京都府大会の上位入賞者を表彰し、総合得点が上位の者は全国大会への出場資格を

            付与する。