平成29年11月11日(土)、銀閣寺裏山の国有林一帯で「育てよう!きょうとトラックの森『チャレンジ里山体験2017』」を開催しました。
午前9時30分から法然院総門前で開催した開会式では、まず、主催者挨拶として京ト協環境対策委員会の蒔田良夫委員長から、「きょうとトラックの森づくりは、本年で6回目を迎えた。植樹や下草刈りを行い整備することによって地球温暖化対策等環境が保たれる。 また、子ども達には森の働き、環境の大切さを知って欲しい。」との願いが述べられました。
来賓挨拶として、林野庁京都大阪森林管理事務所の勝占保所長からは、「森林が持つ多面的機能を保持するため国有林の管理に取り組んでいるが、参加された子ども達がこの事業を通じて森の大切さを学んでくれることは意義深い。」とのご挨拶をいただきました。
その後、森の働きや樹木の学習をしながら山に登り、以前に植えたアカマツ周辺の「下草刈り」を行い、植樹では、『カエデ』を植えました。
昼食後の「森の学習」では、昆虫図鑑や樹木の図鑑からクイズ形式で紹介され、子ども達は森の動物と植物が互いに助け合っていることを学んでいました。森の工作では、木の枝を使った「ペンダント」や「クリスマスリース」づくりを行いました。子ども達はそれぞれ熱心に工作に取り組んでいました。
最後に、新井青年協議会副会長から、「トラックの森づくり事業が盛会裏に開催できたことを感謝する。この事業はこれからも続けていくので協力をお願いする。」との閉会挨拶があり、「チャレンジ里山体験2017」は終了しました。