「平成31年度税制改正・予算に関する要望」と「京都府トラック協会としての要望」について要望活動を実施

 平成30年11月22日(木)、荒木会長、藤田・宇野・平島各副会長が、「平成31年度税制改正・予算に関する要望」と京都府トラック協会としての要望事項について、京都選出の自由民主党国会議員の方々、石井啓一国土交通大臣、田中英之国土交通大臣政務官、奥田哲也国土交通省自動車局長と池田豊人国土交通省道路局長の方々に説明と協力の要望を行いました。

 全日本トラック協会でとりまとめられた要望書に基づいて、平成31年度の税制改正、予算編成に向けたトラック運送業界からの要望事項について説明を行いました。

 トラック運送業界からの最重点要望事項として、高速道路料金の大口・多頻度割引最大50%の継続・恒久化、道路の積極的な活用に向けた諸施策の実現、自動車税制関連として関係諸税の軽減や働き方改革の実現に向けた総合的な対策の推進について説明いたしました。また、京都府トラック協会の要望事項としては、トラックドライバー不足に対応する抜本的な対策と支援、貨物集配中の駐車規制見直しの的確な実施、京都縦貫自動車道の料金割引の導入、道路整備に必要な予算の確保、そして異常気象時等における運行の中止、中断について要望いたしました。

1.トラックドライバー不足に対応する抜本的な対策と支援

2.貨物集配中の駐車規制見直しの的確な実施

   近く一部路線で駐車規制の見直しが実施されることとなりました。引き続き、トラックドライバーの長時間労働の是正、労働環境の改善のため

  負担軽減を推進していただくためにも、計画的かつ集中的に必要とされる路線の駐車規制の見直しについて、関係省庁への働きかけを要望いたしました。

3.京都縦貫自動車道の料金割引

   京都府道路公社が管理している区間について、事業用トラックの料金割引を導入により府北部の活性化と利用促進について要望しました。

4.道路整備に必要な予算の確保

   災害時における緊急輸送用の代替道路の整備と予算の確保について要望しました。

5.異常気象時等における運行の中止、中断

   ドライバーの安全確保のため運行の中止、中断をする場合があることを、国において定めていただき、荷主や利用される国民に理解される方策や

  告知方法について検討いただくよう要望いたしました。

 ◇ 当日は、2区選出の繁本 護衆議院議員(京ト協顧問)に同行していただき、各議員・国土交通省関連局に働きかけと説明を行っていただきました。

  お目にかかった先生方は、トラック業界の要望として理解を示していただき、全面的な協力をしていただけるお言葉を頂戴しました。

〔要望書提出先〕

 議員:伊吹文明衆議院議員、繁本 護衆議院議員、木村弥生衆議院議員、国土交通大臣政務官 田中英之衆議院議員、本田太郎衆議院議員、安藤 裕衆議院議員

    二之湯 智参議院議員、西田昌司参議院議員

    石井啓一国土交通大臣、大塚高司国土交通副大臣、阿達雅志国土交通大臣政務官

 国土交通省:奥田哲也自動車局長、池田豊人道路局長、藤田耕三審議官、平嶋隆司貨物課長